自分を幸せにする方法

世界にひとりしかいない自分を幸せにする!

誰のために働くのか?

とある出来事

 

怒り?失望? やっとのことで、「失礼します」と口にして、上司の部屋を出ました。

席に戻ると、涙がぽろぽろと溢れてきました。悔しいのか、悲しいのか。

正直な気持ち、「やってられない!」でした。

 

いい大人が、部下を無視し、挙句の果てに「信用していない」!

信用もしてくれない上司のために、なぜに私はここまで頑張ってるんだ!

 

今振り返ると、上司のために仕事をしているという発想自体おかしいのですが。

透明の檻の中に入っているので、彼の言うことには「YES」しか解はないのです。

 

その日は、そのまま「もう帰る」と、帰途に着きました。

同僚が気にかけてくれ、一緒に会社を出ました。

「一杯飲んで行こう」と誘われて、会社近くの飲み屋さんへ。

 

同僚Jさんからのアドバイスは、「謝る」でした。

 

謝るって、何に対して?私は何か謝るようなことをしたのか?

 

「泣いて、謝ったらいいよ」と。

彼女が私のことを心配してくれているのは良く分かります。

身近で私が無視されていることも見ています。上司との付き合いも長いです。

彼女からのアドバイスは正しいかもしれません。

 

では、私は何に対して謝ればいいのか?

 

XXXさん、ご機嫌損ねてすみません??

あなたの希望するような言動が出来ずすみません??

 

「自分に非があれば、もちろん謝るけど、何もしていないのに謝ることは出来ないよ」と、私。しばしの沈黙。

 

そんな時に、口をついて出てくる、サラリーマンの一言。

「もう、XXX(上司の名前)さん、いやだ。会社もいやだな~」

 

冷静なJさんの返答。 

「もし・・・、この会社を辞めたとしても、第二、第三のXXX(上司の名前)は出てくるよ。職場なんてどこに行っても同じだよ」