自分を幸せにする方法

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ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 読んでみた

気が付いたら、1月も終わってる。早いもんだ。

 

2013年年末。仕事も、恋愛も愛(相)も変わらず、どよーん。
いつもの習慣で、お気に入りのブログをつらつらと読んでいると
こんな記事に出会いました。

堀江貴文 ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく - 涼の成長記録

 

ふーん。ホリエモン、本出してるんだ。そんな気持ちで、ブログに書かれている読書感想文を読んでいきました。

 

ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ
有限の人生、絶望しているヒマなんかないのである

「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」引用

 

 

 

2013年12月30日。

 

当時(って回顧するほどの昔でもないが)頻繁に出かけていた殿方と東京駅で待ち合わせ。その日、新幹線で帰省する私を見送りに来てくれたのでした。

 

駅近くのコーヒーショップに入り、いつものようにツラツラと世間話をしていた二人。先日、お互いのコミュニケーションについての考え方の違いから、小さな揉めごとをしたため、何となく・・・居心地の悪い私たち。

 

目の前の彼に好意を持っている自分と、目の前の彼から、自分への好意を見つけ出せない自分・・・「私のことどう思ってる??」との一言がなかなか聞けない。

 

物事をはっきりさせてしまいたい私は、世の中のすべてを「シロ」「クロ」で考える傾向がある。または、「ゼロ」か「イチ」。

 

さて、新幹線の発車時刻も近くなり、東京駅へ向かいます。彼とは、「じゃあ、また」と言って別れます。

 

「また」って、いつになるんだろうなぁ。「また」本当に会ってくれるのかな・・・。

 

新幹線は年末の帰省ラッシュで大混雑。指定席に座り、スマートフォンから彼に連絡をします。・・・いつまで経っても既読にならないLineのメッセージ。

 

さて、そろそろ新幹線が名古屋に到着です。名古屋から地元まではさらにローカル線で1時間ちょっと。

 

「そうだ、あの本を読んで帰ろう」

先日、ブログで見たホリエモンの本を駅中の書店で購入。「あ、(本の)カバーつけてください」

 

大きなトートバックを網棚に乗せ、ホリエモンの本を開きます。

ガタンゴトン、電車の音に混じって、懐かしい地元弁が耳に届きます。隣では、子供がお母さんにめっちゃ怒られてる、「じっとしていなさい!」

 

ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・いつの間にか電車の音も、地元弁も聞こえなくなるくらい本に集中していました。

 

気が付くと、文字がぼやけて来ています。泣いている私。電車の中でぽろぽろと涙を流しながら、ホリエモンの本を読む私。

 

頭の中では、「ホントにあの当時、ホリエモンはこんな風に考えていたの??」って疑問も浮かんでる。でもこの本に書かれている言葉はただただ単純に私の胸に響きました。頭で理解することと、胸に響く言葉は違うね。

 

泣きはらした目の私を、駅で迎えた母は、びっくりしたことでしょう。

 

「何か、辛いことあったの??」いえ、本を読んで感動しちゃっただけです。

 

実家についても、本を読み続けました。お風呂場に持ち込み、読了。お風呂場でなら泣いても全然へいちゃらでした。

 

今日、東京駅で会っていた彼のこと。もうそろそろ、諦めるべき時が来ているのかな。縁がないのに、しがみついていちゃダメかな。

 

仕事・・・毎日、毎日、朝起きるのが辛くて、会社でも部長の顔色ばかり伺って。誰のために、働いているのか分からない気分が続いている。

 

2013年、悩んだつもりでいましたが、結局何も変わらなかった。
このまま2014年も、変らない自分で良いのかな?

 

2014年、沢山笑える自分になる自信、ある?

ここら辺で、もういいんじゃない?

 

特定多数の誰かに対して、恰好をつけて生きていくことや、部長のご機嫌を取って生きていくこと。好きじゃない、って思う仕事を続けること。ステータスにだけしがみつくこと。

 

いつの間にか、頭を使うことを放棄している自分。上司の言うことに従うだけのロボットのように働いている自分。そんな自分のままで良いのかな?

自分の意見を言うことに、なぜか怯えて生きていく、そんな変な空間にずっとこれからも滞在する?できる?

 

もう、いいのかな。また、「ゼロ」に戻っても。

 

今までだって、何度も「ゼロ」を経験してきた。そして、何とか「50」やら「100」やらなんだかんだで、積み上げてきた。これからだって、同じように積み上げていけるはず。

 

最後に、この本のどこに、どれだけ感化されて、自分が行動を起こしたのか、上手く説明できません。でも、読んでもらえば、「何か自分も行動したい」って思うと思う。どうかな。

 

と、言うことで、お正月休暇明けた2014年1月8日。
退職届を提出しました。会社員生活も、残り僅かです。

 

初出勤6日から、2日間経過してしまったのは、上司が怖くて出せなかった・・・ビビり過ぎだろ~私。にゃはは。

 

そして、恋愛も。上手く行かない、無理に縁をつなぎとめていた千切れそうだった糸も、切りました。ま、正確には切られたようなものですが。とほほ。

 

さ~。めげないのが私の取り柄。何度でも、立ち上がりますよ。

 

「ゼロ」から何を積み上げていこうか。

 

後日、人生の先輩から頂いた言葉。

「清算しないと、何も生産されないよ」うむ。