幸せの左手
さて、ここで質問です。
何かを必死に隠している人を見たら、あなたならどうしますか?
ちなみに、その何か、は判明していません、この時点では。
1. その何か、を必死に見つけ出す 質問はしない
2. さりげなくその何か、を見つけるべく探る会話をする
3. 直球で聞く
今回、私の取った行動は、1の「必死に見つけ出す」です。
さて、上野公園、西郷さんのお膝元にてナンパされた美人アラフォー2人組(私たちのことです)は、とある居酒屋に落ち着くことになりました。
某A省のお二人さん、見た目は特筆するところなし(褒めています)。
さて、文頭に戻りますと、何かを隠している・・・女の勘が働きました。
明らかに、私の左隣に座った彼は何かを隠している様子。
「かんぱーい」の掛け声でお酒を飲み始めます。
隣の彼の何かが怪しい。動きがどこかしら、不自然。
違和感を感じるのですが、具体的に、どこに自分が反応しているのかが分からない!
このイライラ感!
そっと・・・観察してみましょう。
美味しそうにチューハイを飲んでいます ←男は黙ってビールだろぉ~
横顔がまぁ素敵に見えます ←あ~ ナンパに浮かれて合格点低すぎ、私><
声も素敵♪ ←浮かれすぎでしょ、私 落ち着け~
メガネも知的アピールしてる気が・・・←国家公務員だし~
35歳?! ←いやーん、年齢的にも良いのでは? あ、私にね
三国志の話もヒット! ←殿方的な話題、痺れます(もちろん内容にはついて行けず)
でも、なぜか身体の重心が左側に寄っている気がします ←私、避けられてる?
左手がテーブルの端をずーーーっと掴んでいます ←かなり不自然な体勢・・・?
必然的に、指は見えません。・・・え?
ゆびは見えません。
ゆびわ見えません。
指輪見えました~!!
はい、そう来たか!
指輪してるじゃないかぁぁぁ~
こんなオチですがいかがでしょうか?
ちなみに・・・すっかり意気投合して、夜中3時まで上野にてカラオケ大熱唱。
あ~ 楽しかった!
もちろん、別れ際には
「次回は独身の方を誘っていただいて飲み会をお願いしま~す」
いつものアピールも忘れません!常に、営業活動最優先っす!
お詫び:
税金を、すみません!おごってもらっちゃいました!ラッキー☆